「幸せは、財産、地位、職業などで決まるものではない。その人が何を幸福と考え、不幸として考えるかで決まるのだ」
これはエジソンの言葉である。

ここでの「幸せ」とは何を示しているだろうか。
世界には多くの民族や文化があり、生活環境が全く異なっている。

巨万の富を手にし、豪華な家に住み、家族や友人に囲まれて過ごすことを幸せと感じる人がいるのに比べて、自分で育てた野菜を収穫する時に幸せを感じる人もいる。家族や友人と時間を一緒にしている時、美味しいごはんを食べている時などいろんな場面で人は幸せを感じる。

ここで、人生の中でお金は大事なのか疑問に思う。家を建てるにも交通移動するにも食事をするにもお金はかかる。しかし、最低限のお金があれば人生における「幸せ」をつかみ、時間を有意義に持てると考える。幸せを手にするのに、お金は必要ないのだ。
このような点で、エジソンの考えに共感できる。

お金や世間体、風習にとらわれず、自分が今感じる「幸せ」のために動きたい

「準備をしていれば、チャンスはいつか訪れる」
これはエイブラハム・リンカーンの言葉である。

この言葉について2つ考えてみた。
1つ目は、準備をしないとチャンスは訪れないのか？ということで、
2つ目は、人は訪れたチャンスをものにできるのか？ということである。

準備をしないとチャンスは訪れないのか？
確かにビジネスの社会の中において、準備もなく儲け話が流れてくることはないだろう。スキルを磨き、人から信用を得る努力をすることがビジネスのチャンスを掴むと思う。

しかし、ビジネスと切り離した場合においてはどうだろうか。例えば、人との出会いにおいてである。人との出会いは突然起こる。セミナーや大学の講義、図書館、カフェなどいろんな場所で。
この言葉がどういう状況を想定してのものかは定かではないが、一概に準備をしないとチャンスは訪れないとは言えないのではないだろうか

次に、人は訪れたチャンスをものにできるのか？について考えてみよう
例として、チャンスを友達作りと定義してみよう
﨑に述べたように、新しい人との出会いはふとした瞬間に起こる。しかし、友達を作るチャンスが訪れた際に、そのチャンスをものにできるだろうか。

チャンスが訪れてから準備に取り掛かるのと、準備を済ませてからチャンスを掴みにいくのでは、物事の達成率が異なるだろう。
明らかに、準備を済ませた状態でチャンスを掴みに行く方が可能性が開かれるからである。

以上より、
　　　　　　　　　準備をしていなくてもチャンスは訪れるが、
　　　　　　　　　準備をしていないとチャンスを逃しやすい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と考える。

来るべきチャンスに備えて常日ごろから準備をしておくことが成功への道であることには同感である。

最近思う事があります。

「自信を持つことは大事だ」とよく言われる。

多くの活動をしてきて、その場で成果を上げたなら、それは自信につながり、周囲の評価としても良い印象を与えることは間違いないだろう。

私自身、これまでに多くのプロジェクトやイベントに参加してきた。その中で、「自信」という言葉に対して疑問を持つようになった。

根拠のない自信…これは良いものなのだろうか。

根拠が無くても自信があれば行動力を生む。しかし、自信過剰であったり、胃の中の蛙であったり、自分の力量を見間違えることがあるだろう。周囲からに対しても成果が無ければ全く相手にされない。

果たして、根拠の無い自信は良いことなのだろうか